出会いを求めて利用する人が急増しているマッチングアプリ。
そんな中、ある自治体が社会的な課題を解決するために、マッチングアプリを運営する企業とタッグを組みました。
桑名市は彼らとともに、若い世代を中心とした出会いをサポートしていく。
桑名市の課題のひとつに、人口減少があります。人口減少の原因でもある少子化に歯止めがかかっていない。
昨年の出生数は843人で、この20年間で500人近くも減少している。
市はイベントを開催してカップルの数を増やそうとしているが、利用する市民は少ない。
桑名市とペアーズは来年5月ごろ、市内の独身男女を対象にした婚活イベントを開き、アプリの使い方を紹介するとともに、詐欺被害に遭わないよう安全に利用するための情報を提供する予定です。
少子化に悩む桑名市ならではの新しい試みだ。果たして効果はあるのだろうか。
アプリ運営者からすれば、自治体と提携することでアプリの信頼性が格段に上がるし、市役所からすれば、出会いが増えることで出生率が上がるだけでなく、少なくとも全国からアプリを見て桑名市を離れる人、移住する人が出てくるかもしれない。
アプリが正しく運用されれば、出会いを増やすことで出生率を上げる良いきっかけになる。
アプリが正しく運用されれば、アプリ運営者と市役所の双方にメリットがある。
ただ、マッチングアプリに対して悪いイメージを持っている人も多く、そういう人からすると、そんな会社と提携する行為は信じられないので、まずはアプリが信頼できるかどうか、実際に操作方法や使い方を理解してもらうことが必要だと考えています。
新しい試みで良いとは思いますが、色々課題も多いですね。
今日は以上です。